先輩の声①

「先輩たちのおかげで、すんなり職場に溶け込むがことができました」

特別養護老人ホーム鷹栖さつき苑 主任 M・A

Q この仕事をめざした理由はなんですか?

「財布をどこにしまったか分からない」と繰り返す認知症の祖母を目の当たりにし、そんな祖母を見て「またか…」とそんなことを思ってしまい、どうしていいか分からず何もしてあげられなかった自分自身に腹が立ったことがあります。その無力感、無念さが介護の道を志すきかっけとなりました。

Q さつき会を選んだ理由を教えてください。

実習でケアや関わり方を見させていただき、ご入居者・スタッフともに明るくキラキラした笑顔が多いと魅力を感じました。またご入居者のプライバシーを尊重しケアを行っていること、一人一人に合ったケアを行っていることが知識も技術もほとんどない学生にでも明白に分かりました。そんなケアを私も行いたいと思い入社試験を受けさせていただきました。

Q 入職してからはいかがでしたか?

入職し社会人となり11年目となりますが、正直今でもどうしたら良いか分からず戸惑いを感じることがあります。しかしそれ以上に楽しさや喜びを感じ、毎日楽しくご入居者と過ごすことができています。これも日々、上司や先輩・後輩に支えられ失敗して落ち込んだときにも優しく励まし、見守っていてくださっているからだと思います。

Q仕事していて嬉しかったことはなんですか?

出勤時には「あんた今来たのかい?寒かったでしょ?」、退勤時には「気をつけて帰りなよ。また明日ね。」と毎日当たり前のやりとりが楽しく嬉しく感じます。また日々のケアをする中で一つの些細なことでさえも、笑顔で「ありがとう」と言ってくださることはとてもありがたく、私が「ありがとう」と感じている程です。

室橋 綾乃(むろはし・あやの)
旭川市生まれ。旭川大学女子短期大学卒業。平成23年4月入職。現在、特別養護老人ホーム鷹栖さつき苑主任として勤務。保有資格:介護福祉士・社会福祉主事・保育士、幼稚園教諭。趣味はカラオケ、カメラ。

先輩の声②

「笑って過ごせる時が増えるように…」

小規模多機能ホーム鷹栖なごみの家 介護福祉士・社会福祉士・介護支援専門員 S・K

Q この仕事をめざした理由はなんですか?

高校の時進路に迷い、福祉の道がある事を知りました。大学で福祉を専攻し、実習を通して、やはり自分はお年寄りの話を聞く事が好きだと気付き、より近くで接する事ができる介護の仕事を選びました。

Q 仕事をしていてうれしかった事はなんですか?

ケア1つ、方法1つ、工夫1つで入居者様の状態が良くなる事があります。スタッフの数だけやり方もありますが、皆で1つの目標に向かって同じケアを行った事で、以前のように自分で食事が摂れたり、大きな声でお話をしてもらえた時は本当に嬉しかったです。

Q 仕事に対してのモットーはなんですか?

どんな時でも楽しく仕事をする事です。グループホームで24時間共に過ごしていると、様々な場面に遭遇します。人間なので、誰でも喜怒哀楽色々な感情が現れますが、どんな時でもそれを一緒に感じ、受け止めていきながら、笑って過ごせる時が増えるよう努めています。

これから介護に就く方々にメッセージを…

介護という仕事に対して、色々なイメージがあると思います。介護そのものの歴史も短いかもしれません。だからこそ可能性が無限にある仕事だと思います。時代が変わりゆく今を、もしかしたら自分達が変えていけるかもしれないというやりがいが見つけられると思います。

菅原 景子(すがわら・けいこ)
札幌市生まれ。札幌学院大学卒業。平成18年4月入職。現在は鷹栖なごみの家介護職員として勤務。保有資格:介護福祉士、社会福祉士。趣味:野球観戦、旅行、ドライブ。

先輩の声③

特別養護老人ホーム鷹栖さつき苑 介護職員 T・D

Q この仕事をめざした理由はなんですか?

私は祖父母が大好きで、介護の仕事に興味を持ち、高校生の時にホームヘルパー2級(現;介護職員初任者研修)を受講し介護の世界を学びました。高校卒業後、相談員を目指し、大学に進学。相談員としての実習を行っていく中で、お年寄りの方に直接関わる仕事がしたいと思い、介護の道を目指しました。

Q 仕事をしていてうれしかった事はなんですか?

日々の関わりの中で、入居者様やご家族の皆さんから「ありがとう」と言ってもらえる事です。ある入居者様が終末期を施設で迎えられた時に、ご家族様から、「ここでみんなにみてもらえて幸せもんだ。本当にありがとう。」と声をかけて下さりました。自分が誰かの役に立っているんだと感じることができ、とても嬉しかったです。

Q 仕事に対してのモットーはなんですか?

私はどんなときでも、入居者様に優しく丁寧に、最大限の気配りを心掛けて日々のケアに努めております。周りへの気配りが欠け、ケアが行き届かない事を防ぐためです。又、スタッフ間のコミュニケーションと多職種との連携を大切にし、その方ひとり一人にあったケアができるように日々試行錯誤しています。

これから介護に就く方々にメッセージを…

人と関わることが好きな方は、やりがいを感じれる仕事だと思います。介護を行う中で、楽しい、辛い、嬉しい、悲しい、たくさんの喜怒哀楽に触れることができます。仕事が辛くても支えてくれる仲間がいます。自分が未熟だった頃は、沢山の先輩方が手を差し伸べてくれました。今度は私がその役割を担う番ではないかと感じております。そんな私は、この仕事を始めて4年目を迎えますが、とても充実した毎日を過ごさせて頂いております。

田村大輝(たむら だいき)
旭川生まれ。旭川大学コミュニティ福祉学科卒業。平成29年4月入職。現在は鷹栖さつき苑の介護職員として勤務。保有資格;社会福祉主事、介護職員初任者研修。趣味:ソフトテニス、ドライブ、アウトドア。